こんにちは!神谷です!
この記事の公開は2月14日なんですが、チョコもらえてるかな。(ください!!)
2018年後半からはShopify導入のお問い合わせも多くいただいており、Shopifyの注目度の高さを日々感じています。
今回はShopifyが提供しているクレジットカード決済のShopify ペイメントの導入方法と注意点をまとめてみます。
Shopifyは数多くの支払い手段が選択できますが、クレジットカード払いはほぼ全ての事業者さまで採用されます。
クレジットカードの決済プロバイダはいくつもありますが、決済手数料も安くShopifyが公式に提供しているShopify ペイメントが主流となっています。
決済手数料については『あなたにおすすめのShopifyプランは?』をご覧ください。
※Shopifyへの登録は完了している前提です。
※Shopifyの登録はこちらから14日間無料でShopifyのお試しが可能です。
導入方法
1. Shopifyペイメントを有効化
管理画面の左下の「設定」→「決済設定」をクリックした画面です。
一番上にクレジットカードを受け付けるというセクションがあります。
「プロバイダーを追加する」ボタンをクリックします。
「Shopify ペイメント」を選択して「続ける」をクリックします。
3. 追加情報の登録
続いて、追加の設定を行います。
Shopify Paymentsセクションの「アカウントの設定を完了する」ボタンをクリックします。
個人事業主もしくは会社・法人としての情報を入力します。
会社・法人の場合は会社名、登記番号も必要になります。
法人番号は国税庁法人番号公表サイトで検索が可能です。
「個人情報」は販売開始後の個人情報の照会に用いられますので公的機関発行の個人情報書類(運転免許証、パスポート等)に記載の住所で入力してください。
4. Shopifyペイメントの設定
登録が完了したら設定を行います。
Shopify Paymentsセクションの「編集」ボタンをクリックします。
設定できる項目は以下の5個です。
テストモード
Shopifyペイメントの動作テストを行う
不正注文の防止
CVV(Card Verification Value)の認証に失敗した支払いを拒否する
クレジットカードの裏面等にある3桁もしくは4桁の数字です。
セキュリティナンバーの保管は禁止されているため物理的にカードがあることを証明する手段として有効です。
郵便番号の認証に失敗した支払いを拒否する
クレジットカード会社に登録されている郵便番号とサイトで入力された請求先の郵便番号を比較します。
不正なユーザーは盗んだクレジットカードの請求先住所の情報を持っていない可能性があるため、不正注文を大幅に減らすのに役立ちます。
3Dセキュア認証
VISAおよびマスターカードによるオンライン取引の追加認証方法です。
チェックアウトの際、お客様は購入を完了する前に本人確認を求められます。
お支払い方法
VISA、Master Card、American Expressから利用するカードブランドを選択できます。
デフォルトは全て利用する設定となっています。
簡単なチェックアウト
クレジットカード情報の入力や配送先の情報入力を簡単にするための決済手段を選択できます。
いずれも追加の費用等はかかりません。
Shopify payとはShopifyが提供しているチェックアウト手段です。
5. テスト
ひと通りの設定をおこなったらストアで決済のテストを実施します。
設定のテストモードにチェックし有効にしてください。
※テストモードになっていると購入が行えないので、本番環境のストアではテストモードは有効にしないでください。
テストモード中は黄色と黒のラインが設定ページに表示されます。
テストに利用するテストカードの情報は以下のページを参照してください。
https://help.shopify.com/ja/manual/payments/shopify-payments/testing-shopify-payments#part-1d55596f833094b9
3Dセキュアのテストの情報は以下のページを参照してください。
https://stripe.com/docs/sources/three-d-secure#three-ds-cards
テストが完了したら、テストモードを無効にします。
※シミュレーションされた取引は、支払いやレポートに表示されません。
※購入する配送ラベルには請求が行われるため、テスト注文はフルフィルメントしないでください。
※Google Payでの決済はテストできません。
6. 完了
販売を開始し、売上を受け取りましょう。
売上は毎週金曜日に登録した銀行口座に払い出しされます。
7. 個人情報の確認
販売を開始後、ある程度の売上に達すると、Shopifyから写真付きのIDのアップロード依頼があります。
Shopify ペイメントの個人情報として登録した方の運転免許証・パスポートの画像を管理画面の手順にそってアップロードします。
この確認が行われないと売上の払い出しが保留されてしまうため、事前に準備しておくとスムーズです。
なお、この処理が完了しない状態でもストアのクレジットカード決済は継続されます。
ECサイトの決済手段では一般的となっているクレジットカード決済。
ShopifyペイメントはShopifyの公式の決済手段のため導入・確認・チャージバック対応の管理もスムーズに行えます。
また、決済手数料も一般的な事業者よりも割安に設定されている点も大きなポイントとなりますのでShopifyでECサイトを構築する場合はぜひ検討してみてください。
EC Capsuleでは導入支援のサービスとして、Shopifyペイメントの設定代行やその他決済手段の設定も対応いたします。
お気軽にお問い合わせください。