新年あけましておめでとうございます。(Blogの公開上遅くなってしまいましたが)
本年もよろしくお願いいたします。
齋藤です。
今年の抱負というか加速させていきたい事業としまして弊社のEC Capsule°というものがあります。
去年の10月に正式リリースさせていただき、おかげさまで順調に問い合わせの方も増えております。
EC Capsule°を簡単に説明しますとオンラインストアが簡単に作れる「Shopify」というASPの日本でのパッケージ販売になります。
なぜそもそもこの事業に取り組んだか?
弊社は受託のWeb制作会社なのですが、これと呼べるような自社主体の事業はありませんでした。
会社を設立した時から、お仕事の依頼をいただき、制作して納品する。というビジネスモデルは変わっていません。
それが悪いという訳でも特に受託に飽きたとかという訳でもなく、
単純に日々お仕事させていただいている事業主の方々の気持ちがわからなければ、よりよいサービスを提供できないと考えたからです。
簡単に言えば「自分たちのサービスを作り運営したい」という感じでした。
自分たちのサービスと言ってもShopifyは北米発信で世界的にもシェアNo1のASPですし、オリジナルでそれらを提供しているものではありません。
じゃあそれは何かと言いますとShopifyをベースに付随する周辺のサービスを提供するということです。
オンラインストアは作れば売れる魔法の箱ではありません。
マーケティング、写真撮影、デザイン、開発、運用などの様々な要素が日々動いていきます。
そんな売れるオンラインストアの手助けができないかと考え、この事業に取り組んでいます。
これまでも何度か新規事業にチャレンジしてきましたが、今回のEC Capsule°の立ち上げで個人的に重要だと思ったことをまとめてみました。
1.なぜこの事業をやりたいかを明確に持つ
最初のきっかけはなんでもいいと思います。
ただ会社と一緒でなんのためにこの事業に取り組んでいるか?を
しっかり持つことが重要だと思います。当たり前ですがただお金儲けをしたいではユーザーも協力者もついてきてくれません。
Shopifyは「すべての人のためにコマースをより良くしていく」というミッションのもと事業を営んでいます。
我々も日本のすぐれたものづくりを世界の人にも知ってもらい発信していく手伝いがしたいと考えています。
2.動かないとまずい状態(環境)を作る
次に自分が動かなければならなくなる状態を作るということです。
どうしても自社事業になってしまうとプライオリティが落ちがちです。
特に受託制作を行っているとそちらが忙しくなるとどんどん動きが鈍くなってしまいます。
そこで、外部の方に入っていただき定例を設けるなどを試みました。
今回で言えば法務的なところで弁護士の先生に入っていただいたり
アドバイザーの方に入っていただいたり。これにより、半強制的に事業を進めることになります。
3.遠すぎる未来をあえて見ない時期を作る
最後にサービスで世の中をよくするために色々な夢は描けるのですが、
あまりにも大きすぎたりすると途中で「これ本当にうまくいくの?」という疑念が
みんなに生まれてきます。
そこであえて小さな目標を立て一つずつクリアしていくことにより
次の世界が見えてきます。
今回で言うとShopifyExpertsになるには最低5つのShopのアカウントが必要になります。
そこで売上や費用対効果を気にするのではなく、まずはExpertsになる!ということだけを見て取り組みました。
結果晴れてExpertsになれたことにより、問い合わせ数が増えたり、知り合いからの興味の関心度が変わりました。
という感じで自分が感じたことをまとめてみました。
実際はこの他にも細かいことは色々ありますが、それはまた時期を見て。
まだまだ産まれたての事業で、これから大きく成長させるのも自分たち次第です。
ただこの感覚は今までの受託制作とはまた違った楽しみや、やりがいを我々にもたらしてくれています。
現在の様々な形での協業依頼もいただいており、今後が楽しみで仕方ありません!
もしオンラインストアの立ち上げ以外でも弊社のEC Capsule°にご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。サイトの方もアップデートしております。
そして今年もARCHETYP、EC Capsule°をよろしくお願いいたします!