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The Road to GOCHILLA

僕をご存知の方、こんにちは。
ご存知ない方、はじめまして。
流浪のデザイナー、Y2です。

 

前回(UI/UXの理想と現実)前々回(非イラストレーターが仕事でイラストを描く時に気をつけたいこと)と、どこに需要があるのかわからない偉そうで恥知らずな記事を書かせていただきましたが、今回も引き続き需要と供給が成り立たないうえにデザイナーっぽくもない内容になります。(チャンネルを変えるなら、このタイミングですよ)

 

題して!「Road to GOCHILLA 〜ゴチラがうまれるまで〜」

 

いきなり謎ワードが出てきましたが「ゴチラ」というのは、弊社で開発させていただいたマスコットキャラクターの名前です。(詳しくはゴチラ……いやコチラ)メンバーからの僕への質問のなかで、イラストに次いで多いのが「キャラクター開発」に関してなので、今回はキャラクター開発について書いてみたいと思います!(誰かデザインについても質問してw)

 

 

僕が思う「キャラクター開発」は「CI設計(ロゴデザイン)」に似ています。(ロゴデザインについては、また別の機会に)どちらも「その組織の顔」という側面をもっており、それを「より直感的に表現」したものが「キャラクター」だと思っています。ことこのゴチラに関してのみ言えば、開発自体にも苦労はしませんでした。と言うのも、先行して考えていたCI・ロゴデザインがキャラクター的要素を多分に含んでいたので、それを「膨らませる」だけで良かったからです。

 

gochi_logo

 

そもそもキャラクター開発というのは「つくる・うみだす」というよりも「みつける」と言った方が正しい作業で、また、そうして「みつけられたキャラクター」の方が結果的に長生きするように思います。と言ってみたものの、僕が今までにみつけたキャラクターたちの多くがすでに引退され、僕自身と極わずかな人たちのなかでのみ、その余生をすごしている状態ではありますが。(意外とたくさんのキャラクターをみつけてるんですw)

 

おっと危ない。話が逸れかかりましたw

 

前述のロゴデザインを考えていたときでした。気分転換にノートのすみに落書きをしていたんです。その落書きのなかで彼をみつけました。すみません脳ミソに花でも咲いてそうな表現ですが、実際にそんな感じなんです……

 

rough

 

そこからは、まるで奇跡の連続でした。提案予定だったのはロゴデザインのみで、キャラクターの開発は要件に入ってなかったにも関わらず、その落書きを見せたメンバーから「ぜひ提案しましょう!」という言葉をもらい、実際そのためのスケジュールの確保等々、実現にむけての協力もしていただきました。その甲斐あって見事クライアント様にも気に入っていただけ無事に正式採用となりました。そのうえ「ぬいぐるみ」まで作らせていただけました。

 

stuffed

 

しかも、この先いろいろともっと面白そうな企画のお話もいただいています!個人的には、それらの企画が実現できるかどうかよりも、この「偶然みつかったキャラクター」が、クライアント様はもちろん、僕たち自身の「世界を広げることにひと役かえたかも知れない」という事実がとても嬉しく、クリエイター冥利につきるなーと、ひとりで感動・自画自賛しています。

 

いつも無駄に長くなってしまうので、今回はこの辺で。(それでも長いと言われそうですがw)

 

ご精読ありがとうございました。

 

Gochilla