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日米2大デリバリーアプリ対決〜3本勝負〜

日々の生活の中で、食事って大事ですよね。 でも、つくるのがめんどくさかったり、食べに行くのもめんどくさかったり、最早一歩たりとも動くのがめんどくさかったり、そんな時はありませんか?

今回はそんなめんどくさがりさんにもおすすめの2大デリバリーアプリをUX視点で比較していきたいと思います。

比較対象はこちら!

・Uber Eats

アメリカサンフランシスコに拠点を置くオンラインフードデリバリーサービス。日本では2016年サービススタート。

・出前館

日本初の全国の出前や、宅配サービスのある店に注文を行う宅配ポータルサイト。アプリは2010年リリース。

※なお、この記事では以下のポイントに基づいて比較していきます。
=参考になるポイント =惜しいポイント


※2019年10月時点の情報です。

1.商品の探しやすさ

・Uber Eats

 初回だと、HOME画面にレコメンドが表示されるため、何を食べたいか迷っている人にはわかりやすい。

 ジャンルの区分がやや曖昧でわかりにくい。(例えば、「カフェ」と「コーヒーとお茶」はどう違うのか、など)また、アプリメニューにラベルが無いため、アプリに慣れていない人だと若干迷う可能性あり。

・出前館

 HOME画面にジャンルの一覧があるため、食べたい店舗に辿り着きやすい。ジャンル検索画面では検索バーの中に例が書いてあるため、探しやすい。

 HOME画面のジャンル一覧が横にスワイプ出来ることが若干わかりにくい。

まとめ:アプリの特性を考えると、最初から丁寧にラベルで明示せずとも、直感的に触って理解できればOKとすることも間違いではありません。どちらかと言うと海外のアプリにこの形が多いかもしれません。

2.配達までのサポート

・Uber Eats

 配達までの工程がリアルタイムでわかり、安心できる。特に配達員さんが届けに来るまでに道に迷ったりした場合、メッセージ・電話でやり取りできるところが面白い。

 配達時間とその他配送料などの情報が同列になっており、若干わかりにくい。

・出前館

 商品の配達時間が一番目立っており、わかりやすい。

 注文後は商品が届くまで、ステータスがわからない。

まとめ:少し前までは電話して届くのを待つのみでしたが、いつの間にか某ピザチェーンをはじめ、配達までのフローを見える化したサービスが増えたように思います。

3.商品のシズル感

・Uber Eats

 全体の写真のトーン&マナーが統一されている。KVで複数商品が写っているため、何を取り扱っているのかわかりやすい。

 ジャンル検索画面で料理の写真に黒いマスクがかかっているのが惜しい。

・出前館

 ジャンル一覧の写真に統一感があり、形も揃っていて見やすい。

 店舗ごとの写真にばらつきがある。

まとめ:写真のトーン&マナーが揃っているだけで、全体のクオリティが底上げされますし、何より直感的に美味しそう!と思えますね。

おまけ 遊びごころ

・Uber Eats

注文を受けて一生懸命作っている様子のアニメーション。かわいい。

・出前館

ローディングアニメーションでフードアイコンが回っているのが少しシュール。また、カートに入れた商品を削除したり、検索に引っかからなかった時に出るコイツ。かわいい。(げんなりした顔にも見える)

おわりに

比較した感想ですが、どちらかが特別秀でているということではなく、それぞれのアプリに一長一短の特長があると思いました。また、調査をした時点では、取り扱っている店舗もそこまで競合していないため、うまく住み分けが出来ているのかもしれません。ただし、Uber Eatsが参入してからまだ3年ほどですし、今後1、2年でデリバリーサービス界隈がどのように変わっていくかが楽しみです。