ARCHETYP

事業計画を達成するために

こんにちは! アシスタントディレクターのそふぃーです。
日増しに春を感じ、無条件に気分が上がる季節になりました♪
新年度ということで、ARCHETYPもこの春から様々な挑戦を始めています!
継続して行う業務も新たな挑戦も、メンバーが団結して目標に向かうことで成し遂げられるわけですが、“一致団結”って言葉で言うほど簡単にはいかないものです…
さて、今日はそんな団結力にもつながるARCHETYPの行動計画『Plan of action』についてお話ししていきます。

『Plan of action』とは

どんな会社にも事業計画がありますが、その計画・目標を達成することは容易ではありません。
特に経営者の皆さまは、頭を悩ませる機会が多いのではないでしょうか? 弊社も同様です。
『Plan of action』とは、一言で表すと事業計画の目標を達成するためにARCHETYPで行われている行動計画のこと。「ふーん、行動計画ね」と言ってしまえばそれまでですが、これがなかなか壮大な計画なのです。(大変な計画とも言えます)

まず、経営陣が事業計画を練った上でメンバーへのヒアリングを行い、経営課題を細かくリスト化。次に、各課題に対して中長期目標を設定。そして、目標達成に必要な具体的な行動計画を割出していきます。

現在、この行動計画ごとに責任者を任命し、週1回の社内会議にて進捗を発表していくという流れで運営しており、課題は約50項目、行動計画は約150項目にも及びます。
もちろん、一人につきいくつかの項目を兼任する事になるわけですが、こちらは他業務との合間を見ながらの個人課題となります。社内業務ですから、優先順位が1番に来ることはなかなかありませんが、担当制で報告の場が設けられていることや、環境改善への意識から、メンバー間で協力し合いながら少しずつ取り組むことができています。

『Plan of action』誕生の経緯

弊社は今年で12期目になりますが、数年前までは主にWebサイトの制作事業を行っていました。多くのサイト制作に関わらせていただく中で、こんな素朴な疑問が芽生えたと代表の齋藤は言います。

「今まで、家で例えるなら土地の外観・内観を考えてユーザーに使ってもらうところまでをやってきた。でも、本当にあの間取りで、あの外観で、あの内観でよかったのだろうか?」

この想いをきっかけに、これからは納品後のその先も考え、クライアントの利益に直結するような事業をしていきたいと心に決め、数年前にインナー向けの事業発表を行いました。
事業発表では当時抱いていた経営陣の“想い”そして今後の“夢”や“目標”について社内で共有することができました。

さて、お気づきの方もいるかもしれませんがここからが大変です…
じゃあ具体的にどうするのか? という話になりますね。いきなり明日から上記に該当するようなご依頼を頂ける訳ではありませんし、社員も発表内容に共感はしたものの、実際どう行動したらいいのかわからないまま、事業発表から一年ほどの歳月が流れました…

そんなある日、齋藤が税理士の方とともにとあるワークショップに参加したそうです。
当時、売上について渋い話が多かったこともあり、中長期目標を立てるためにも参加したこのワークショップがすごかった…!
経営理念などの会社の基盤となる大きなビジョンから、メンバー個人のスキル、さらには挨拶ができるか、身だしなみはどうなのかなど細かい部分まで、用意されたリストを元に丸一日みっちりと自社の現状を改めて見直したそうです。

その結果、総合的に見て自社の現状が今どこにあるのか、具体的な強みや弱みは何なのか、そしてそれを踏まえてこれからどうしていったらいいのかを導き出すことができました。
そして、目標を立て、その目標を達成するための行動を細かく洗い出し、ひとつひとつを実行にうつしていった結果、如実に売上に成果があらわれたそうです。
ただし、これは役員の間で内々に実行されていた営業レベルの行動であり、メンバーにまでは知られていませんでした。
この方法をもっと社内的なことに生かせるのではないか? と気づいた役員達が次に行った行動が『Plan of action』だったのです。
『Plan of action』をやろうと決めてからすぐさま2人で合宿を決行し、朝までひたすら行動計画を練りリスト作成を行ったそう。そんな経緯があったことをメンバーは知る由もなく、現在では当たり前に浸透している『Plan of action』なのでした。

『Plan of action』の成果

『Plan of action』を運営し始めて約半年。
実は、私そふぃーはこの行動計画の開始と同じくらいの時期に入社しました。実施前のことはわからなかったので、経営陣やメンバーにインタビューしたところ、徐々に成果が表れているようです。
特に気になった意見をまとめてみました。

1 社員全員が常に会社を良くしようという意識を持てるようになった
経営者が常に会社を良くしたいと考えるのは当たり前ですが、メンバー全員が常にそれを意識して日々のタスクに取り組むことはそう簡単なことではないと思います。『Plan of action』は会社運営においての様々なタスクを「見える化」できるのが一番のメリット。それによって、メンバーの環境改善へ意識が格段に上がったようです。
今まで経営陣だけで行なってきた会社運営が、メンバーもその一端を担えるということでチーム感というものが作りやすくなったのだそう。

2 経営側とメンバーとの意識の差が埋まった
経営陣の間で「あれやってみようか」「こうしていったらもっと働く環境が良くなるかな?」なんて会話はよくあると思いますが、実際メンバーまで話が降りてくることは少ないのではないでしょうか?
それが故に、「何で改善されないんだろう?」「ちゃんと考えてくれているのかな?」と不満が募り、経営陣とメンバーとの間に溝が生まれてしまうことがあると思います。
しかし『Plan of action』を始めてからは、会社=メンバーのために何が必要で、どういう取り組みを、誰が行なっているのかが明確になり、そういった意識の差を埋めることができています。
課題レベルの大小に関わらず、メンバーの声をしっかり会社運営に反映させることができるので、立場を超えて会社全体のモチベーションも上がります。

3 社内業務がしっかりと回り出した
POA制度ができるまでは、社内業務が「境界線上の仕事」であることが多かったですが、制度ができてからは意識的に分担し対応できるようになりました。
特にいい例となったのがこのBLOGです。はじめは書ける人が書くというスタイルでしたが、どうしても執筆率に差が生まれている状態でした。これを改善しようと、メンバーが自主的にブログ運用を『Plan of action』に組み込みルール化。その結果、今ではコンスタントにブログ配信を行うことができています。
今後もこういった例をどんどん増やしていきたいです。

このように、まだまだ始まったばかりの取り組みではありますが、すでに具体的な効果をメンバーそれぞれが体感しているようです。今後も一つずつ課題をクリアしながら、メンバー一丸となって社内環境や業務環境の改善に取り組んでいきたいと思います。

また、現在配信中のメルマガ『ARCHETYP MAGAZINE』では、『Plan of action』の遂行に当たり紆余曲折するメンバーの様子を赤裸々にお伝えしております。ご興味をいただけた方は是非のぞいてみてくださいね。笑
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それではまた。