ARCHETYP

ARCHETYPのリモート環境よもやま話

ARCHETYPでは、新型コロナウイルス対策のため2月の末頃より、在宅でのリモートワークを実施しています。
これまでも地方在住や育児中のメンバーがおり、リモート勤務の体制を構築していたので、スムーズに開始できましたが全社での実施にあたり、これまでの体制と変えたこと、新しく始めたことなども含めてご紹介します!

基本システム

G Suiteを使用しています。Gmail、Googleドライブ、スプレッドシート、Googleカレンダー、ハングアウトMeetなどのツールを駆使して多種多様な業務を処理しています。

コミュニケーション

社内でのコミュニケーションはメールではなく、チャットはSlack、テレカンはハングアウト Meetを利用しています!

さらに心理的な近さ感じるため、勤務中の全員でzoomを常時接続しています。
さくっと声をかけたり相手の気配を感じることができます。
毎日、始業時と終業時にはzoomで全員で顔を合わせて朝礼、終礼をします。
ちょっとした雑談なんかもしたり、リアルでのコミュニケーションができない分積極的に発言できるタイミングを作る様にしています。
ちなみに、通常時(一部メンバーのみの場合)はメインマシンとは別にサブマシンやiPadなどでカメラONで繋いでますが、今はメインマシン1台体制なので、話しかけるとき以外はカメラはオフにしていることが多いです。

全社員でのリモート勤務前はSkypeを利用していましたが、安定性やギャラリービューなどの機能を重視してzoomの有料版を導入しました!

zoomでの朝会

電話

リモート前は、会社に誰かしらいたので課題ではなかったですが、誰もいない時間が多く電話をとることができないため、fondeskを導入しました。
代表電話宛ての電話はすべてfondeskで受電後、Slackに通話の情報が通知されます。
担当者はその通知を元に折り返し電話をするなどの対応を行います。

使ってみたらこのサービス、めっっっちゃ便利です!
これまでやらなかったのがもったいないくらいに、会社の電話が鳴らないというのはこんなにも集中できるのかと…。
リモート勤務が明けた後も継続予定です!

ちなみにプロデューサー、ディレクターは各自のスマホをBYODして、モバイルチョイス050で個別の番号を発行して使用してます。
これまた、非常に便利なサービスでおすすめです!

オンラインミーティング(テレカン)

G Suiteのハングアウト Meetを利用しています。
ただ、現時点で安定性的にzoomに軍配が上がるのが正直なところなので、ホストの数を増やそうかと思案しています。

ネットワーク(VPN)

これは2019年にネットワーク環境の見直しを行った際にかなりの投資をしました…!
VPNの安定性も抜群に上がり開発もスムーズにできてます!ネットワークは超大事です!

その他

ID管理はOneLogin、プロジェクト管理はwrikeやBacklog、CRMはSalesforceなどなど様々なツールをクラウド化しています。

解決したい課題

様々な業務がオンラインで完結するようになりましたが、以下の様なものはどうにかできないかと考えています。

  • 経費精算
    →freeeの導入を検討中!
  • 荷物の受け取り
    →Amazonは置き配がデフォルトになりましたが、不安…
  • A3資料や大量の出力
    →ペーパーレスで大分出力も減りましたが、必要な場合が。コンビニプリントはコスト高なので見送り中…
  • 郵送が必要な書類のやりとり

今回のタイミングで世界的に見ても大きく働き方を変える必要があった方々が多かったと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

最後にリモート勤務がはじまって1ヶ月経過したメンバーにアンケートをとってみました!

リモートワークを実施して感じたメリット

  • メンバーの自宅が背景になっていることも多く、家族がチラッと見えたりと、ある意味で少し距離が縮まってコミュニケーションのきっかけになった
  • 通勤準備・通勤がないので時間が有効に使える
  • 意外と集中できる
  • 往復2時間の通勤が無くなるだけでかなりストレスが少ない。その分仕事に当てたり、子供と過ごせるのは大きなメリット。
  • 通勤ストレスフリー!(通勤時間をプライベートの時間に回せる。)
  • 通勤時間がないので、その時間を別のことに使うことができる!

通勤時間がなくなったことへのメリットが多数を占めました!
家族との時間を確保できる様になったのもメリットの様です。

リモートワークを実施して感じたデメリット

  • 少し厄介だったのは書類関係ですね。ディレクターは紙資料を印刷する機会が多いのでそこが1つ。契約書や月末作業などは、自社だけではなくクライアントの労働環境に依存する部分もあるのでそこら辺は今後の世の中の動きに期待という感じでしょうか…
  • いろいろ会話して考えながら作業したいときは不便(さぎょいぷのようにずっと画面共有しながらやれればいいのですが)。。。
  • コミュニケーションの面で不便なことが、どうしてもある。
  • ちょっとした雑談がしにくい
  • 運動不足になる。
  • 椅子が安物なので腰に負担がかかる
  • 孤独感を感じる
  • 光熱費が気になる

紙資料の取り扱いやコミュニケーション、運動不足、リモート環境などの課題が出てきました。個人的にはリモートでの打ち合わせが間髪入れずに連続することが多くなり通常時よりも、頭の疲れが増えた様になった気がします…!

というか、「さぎょいぷ」ってなに!
さぎょいぷ とは

リモートワークを今後も続けたいですか?

とても続けたい・・・50%
続けたい・・・50%
どちらでもない・・・0%
無くても良い・・・0%
やりたくない・・・0%

  • 毎日ではなくとも、気軽にリモート勤務を取り入れられる環境があると急なトラブルがあっても対応できる
  • 印刷など物理的に難しいこともあるが、基本問題なく業務を回せており、むしろ資料作成などは集中でき、捗っている
  • 週5でリモートが良いかときかれるとさみしいので、絶対出社する曜日とかを決めてあとはどちらでも、という感じでも良いのかなあと思う
  • 毎日リモートがいい!という訳でも無いですが、メリットを大きく感じています
  • 通勤時間がないので、時間を有効活用できる。毎日ではなくても週に数日はリモートもいい

回答者全員「とても続けたい」「続けたい」となりました。
毎日ではなくてもやりたいとの意見が多いので今後の会社の制度の検討なども前向きに検討していきたいですね。

良いリモートライフを!