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事業会社?制作会社?クリエイターの生きる道!

みなさま、こんにちは!神谷です!

さて、最近弊社ではARCHETYP Staffingというクリエイターを必要とする企業とクリエイターを結ぶサービスを展開しています。11月からはクリエイターの働き方やデザイン経営などの実態に迫るARCHETYP Staffing Magazineも同時に展開しています。

自分自身が制作会社で働きつつ、事業会社のクリエイターの方々にインタビューをしていて感じた、それぞれのメリットやデメリットなど書いてみたいと思います。

クリエイターの就職先

一般的にクリエイターになりたいと思った場合、就職する会社は「制作会社」か「事業会社」かが大きな選択肢になるかと思います。

それぞれ、ものづくりに携わっていくことは変わりないのですが、それぞれ働き方や得られる経験などは大きく変わってきます。

事業会社の働き方

事業会社は自社のサービスや製品をクリエイティブで解決することがお仕事です。基本的には自社のプロダクトの改善・改修を継続的に行い事業を成長させていきます。

自社事業への高い理解と社内の様々な部署の意見も取り入れPDCAサイクルを積極的に対応する推進力が必要となります。

会社にもよりますが制作はチームで行うことが多く、最新のツールであるFigmaやSketch、XDを利用したスタイルガイドやコンポーネント化などアトミックデザインなどの手法を活用した業務効率化やブランド作りにも関わることができます。

要望や締め切りなど自社でコントロールできる範囲が広く、制作会社に比べると残業は少なめです。

クリエイティブのみを考えるというよりも自社製品を広めるために会社一丸となって取り組むため、クリエイティブの周辺業務(マーケティング、開発、デバッグ 等)も幅広く行うこともあります。

メリット

  • 事業の成長を感じられる
  • 最新ツールを導入しやすい
  • 無理のない働きがしやすい

デメリット

  • 刺激が少なめ
  • 成果を求められることが多い
  • クリエイティブのみに集中できないこともある

制作会社の働き方

制作会社はクライアントから依頼された案件の課題解決がお仕事です。
そのため、案件ごとに求められることも解決策も多種多様で世の中の様々なビジネスや幅広い知識を理解する必要があります。

プロデューサー、プロジェクトマネージャー、ディレクター、UXデザイナー、IA、アートディレクター、UIデザイナー、テクニカルディレクター、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア…などそれぞれのプロフェッショナルがプロジェクトチームを組み取り組むことが一般的です(複数の職種を兼務する場合もあります)

また、クライアントからの要望や締め切りなど自社でコントロールできる範囲が限られてしまう分、制作スピードを求められることも多々あり、事業会社に比べると残業が多くなる傾向があります。

納品して完了となる案件が多く、納品後のユーザーの反応や成長などがわかりにくい場合もあります。

クライアント内にマーケティングや広報、クリエイティブ部署がなく正しい判断ができない場合もあり、クライアント社内でのクリエイティブをコンサルティングする場合もあります。

メリット

  • スキルアップしやすい
  • 人脈が広がる
  • トレンドを追いやすい

デメリット

  • 案件に継続的に関わりにくい
  • 残業が多め

何をするか?誰とするか?

クリエイティブで様々な課題を解決し、社会をより良いものとしていく思想は事業会社にも制作会社にもあります。

最近ではどちらの働き方の良い部分を取り入れたサービスや働き方をする会社も多く、自分が「やりたいこと」や「なりたい人」がいる環境を見つけ出すことが大切です。

国も「デザイン経営」や「デザインシンキング」を提言しており、高い自主性を持ち、ビジネスを理解してしているクリエイターはアップトレンド。
以前に比べれば事業会社でも制作会社でも高条件で働ける時代になっていると感じています。

 


 

制作会社への就職をお考えの方はぜひARCHETYPへ!

事業会社で働きたいとお考えの方はぜひARCHETYP Staffingへ!