SHOPIFY

使える!Shopifyアプリ

こんにちは!3児のパパエンジニアの笹垣です。

弊社はEC事業としてShopifyの導入をお手伝いさせていただいておりますが、今回はShopifyに様々な機能を追加してくれるアプリについて書きたいと思います。

Shopifyアプリストアには、3,000個近いアプリが登録されており、いろいろな機能を持ったアプリが多数存在します。
その中からこれまで弊社がShopifyの導入をお手伝いさせていただいた中で実際に使用したアプリの一部を簡単にご紹介します!

Japan Order CSVJapan Order CSV

Shopifyは、昨年から日本語対応が進められ、一部不自然な表現になっている箇所も見受けられますが、基本的にはストアの作成、管理、運営などの日常業務を「日本語」で行うことができるようになっています。
しかし、日本のマーチャントにとってまだ不便に感じる部分として、注文情報をCSVで出力する際の文字化けや氏名や住所の順番が日本の習慣とは異なる点が存在します。

そんな時に便利なのがこの「Japan Order CSV」です。
このアプリを使用することで、注文情報を日本向けにローカライズされた形で出力することが可能になります。
もちろん文字化けも起こりません!

無料のBASIC PLANでは、一度に50件の受注処理が対応でき、有料のPREMIUM PLANでは、一度に1,000件の受注処理まで対応できます。
また、有料プランでは以下の機能も使えるようになります。

  • 注文情報を指定した時間に、指定したSFTPサーバへ送信できるようになるので、受注処理の自動化が可能になります。(完全に自動化するには別途アプリの導入または開発が必要です)
  • ゆうパック(日本郵便)、e-飛伝Pro/e-飛伝II(佐川急便)、FBAなどのソフトへの取り込み時に必要なフォーマットでのcsv/txtファイルのエクスポートが可能です。

これまで弊社がお手伝いさせていただいた案件ではほぼ導入しています。

Japan Order CSV(by Flagship LLC)

Ship&coShip&co

「Japan Order CSV」は、注文情報を一括でエクスポートし外部の送り状発行サービスにインポートして送り状を発行する形ですが、「Ship&co」は注文情報をShopifyとリアルタイムで同期し、Ship&coアプリの中で送り状・インボイス(請求書)の発行が可能になります。
送り状・インボイスの発行も、荷物のサイズ・重量などの基本情報を入力し、ワンクリックで発行できるので、

Ship&coを使えば出荷作業を20秒以内に短縮、90%の時間を節約できます。

Ship&co オフィシャルサイトより引用

と言っているように、劇的に受注処理の時間を節約できます!

また、国内外複数の運送会社と提携しているため、

  • 各社の送料を比較し最適な発送方法を選択できる
  • 発送先の国に応じた送り状・インボイスの発行を自動でやってくれる

点もオススメポイントです。

Ship&co(by Ship&co)

Product ReviewsProduct Reviews

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど、多くのECサイトに備わっているカスタマーレビュー機能を実現するアプリです。

ネットショップ運営をする上で、カスタマーレビューは、ユーザーの購入意思決定を左右する重要な機能だと思います。
そんな重要な機能を無料且つ簡単に追加できるのが、この「Product Reviews」になります。

レビュー入力フォームのスタイルもアプリの設定から変更可能なため、サイトのデザインに合わせることも可能です。
また、レビューの自動公開を無効にすることも可能なので、不適切なレビューがサイトに表示されることを未然に防ぐことが可能です。

Product Reviews(by Shopify)
開発元がShopifyというのも安心できるポイントです!

OrderLogic ‑ Min & Max LimitsOrderLogic – Min & Max Limits

最低購入数が決まっているものや、購入数の上限が決まっている場合などにそれらを制限する必要がありますが、それを実現するのがこの「OrderLogic – Min & Max Limits」です。
このアプリは、購入数の他に、購入金額や重量での制限も設定できます。

ただしこのアプリは1回の注文毎の制限しかできないため、注文を複数に分けると設定した上限以上の商品の購入が可能になってしまい、一人あたりの購入数上限が決まった限定商品などを販売したい場合は、標準機能だけでは実現できません。

実際、弊社でお手伝いさせていただいた案件でも同様の要件がありましたが、その際はテンプレートのカスタマイズを行い、アプリで設定した上限とユーザーが過去に購入した数を比較し、上限を上回っている場合は購入ボタンを押せないようにする処理を追加することで要件をクリアしました。

OrderLogic ‑ Min & Max Limits(by Oiizes)

Form Builder for Custom FormsForm Builder for Custom Forms

Shopifyにはコンタクトフォームの機能が標準で備わっており、よくあるお問合せフォームをストアに追加するのはとても簡単です。
しかし、お問合せ時にユーザーが入力・選択した内容に応じて、入力フォームの表示・非表示を切り替えたり、管理者宛のメール送信先を変えるなど複雑なロジックを実現することはできません。

そんな時にオススメなのがこの「Form Builder for Custom Forms」です。

実際、弊社でお手伝いさせていただいた案件では、ユーザーが選択したお問合せ内容に応じて、メールの送信先を変える設定を行いました。

Form Builder for Custom Forms(by AAAeCommerce Inc)

この他にもShopifyにはたくさんのアプリが存在しますが、アプリの標準機能だけでは希望する機能を実現することができないケースも多々あります。
そんなときは複数のアプリを組み合わせたり、テンプレートをカスタマイズするだけで実現できることもあります。

弊社では、Shopifyの導入をお手伝いさせていただく中で、お客様のご要望に対する実現方法のご提案もいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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また、先日トロントで行われたShopify Unite 2019で発表された新機能についても随時ご紹介してきます!