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休日自宅で楽しめる!動画コンテンツ4選(クリエイティブ編)

こんにちは!
新型コロナウィルスの影響で外出自粛の傾向が強まった3月。仕事でもリモートワークを導入された会社が増えましたね。
どうしても対面打ち合わせが必要な場合以外は、自宅にこもりっきりだったという人も多いのではないでしょうか?

休日も家にいる機会が多くなった事から、SNSでは「おうち時間」というストーリーやハッシュタグが追加されたりと自宅での楽しみ方を工夫する人が増えています。自宅にいるとNETFLIXやprime videoなど動画配信サービスを利用する時間が増えますが、業界あるあるでだいたい見ているものがかぶります…。
と言うわけで、せっかくなので今日はよく話題にあがるおすすめ作品ご紹介したいと思います。題して「休日自宅で楽しめる!動画コンテンツ4選(クリエイティブ編)」!!
コメントは私の独断と偏見でご紹介します。それでは早速どうぞ。

「アート・オブ・デザイン」

【ジャンル】
ドキュメント

【あらすじ】
様々な分野で時代を切り開いてきたデザイナーたちに注目。その創造の源泉でもある内面に光を当てれば、生活のそこここに息づくデザインの力が見えてくる。
出典:NETFLIX

【レビュー】
NETFLIXオリジナル作品として公開当初から話題となった、世界のクリエイターが主役のドキュメンタリー番組。グラフィック、建築、イラスト、写真、舞台、デジタルプロダクト、衣裳な、インテリアなどなど…
様々な分野で世界的に活躍するデザイナーの思考を垣間見ることができる貴重な番組です。1話完結型で1エピソード45分とみやすいのも良いですね。
この番組の最大の魅力は、各エピソードの中でデザイナーたちが放つ言葉の1つ1つ。まさに名言の玉手箱や。
また、デザイナーの思考を視覚的に表現している編集もいちいちお洒落で見入ってしまいます。デザイナーのこだわり・情熱・哲学が詰まっていて、デザイナーのみならず、デザインをクライアントにプレゼンするプロデューサーやディレクターも見るべき「作品」ではないかと思います。現在はシーズン1とシーズン2が公開中。

【視聴方法】
NETFLIX(オリジナル作品)
※2020年3月の情報です

「アオイホノオ」

【ジャンル】
ドラマ・コミック

【あらすじ】
原作者、島本和彦の大学時代をベースに、1980年代のクリエイター志望の若者たちが“まだ何者でもなく、熱かった日々”を描いた群像劇!
出典:ドラマ24「アオイホノオ」:テレビ東京

【レビュー】
週刊ヤングサンデーで連載されていた漫画が原作の本作。
「勇者ヨシヒコと導かれし七人」で一躍有名になった福田雄一監督と柳楽優弥さんがタッグを組んだコメディ作品です。
福田監督の作品ということで、佐藤二朗さんとムロツヨシさんも出演されています。この時点で何となく面白いのはお察しいただけると思いますが、これが最高に暑苦しくパワフルで疲れるけどやはり面白いです。登場人物の面々は実在する漫画家をモデルにしているのがわかり、「あ、これはあの人か」という見方も面白みの1つ。主人公の焔 燃(ほのお もゆる)←すでに暑苦しいの根拠の無い自信満々っぷりも最高です。
漫画家(クリエイター)として活躍するために、全てに対して全力投球で突っ走る主人公。時代は違えど共感できるデザイナーさんも多いのではないでしょうか。「なんか」感動します。

【視聴方法】
U-NEXT
Paravi
prime video(レンタル)
TSUTAYAディスカス(レンタル)
※2020年3月の情報です

「デザイナー 渋井直人の休日」

【ジャンル】
ドラマ・コミック

【あらすじ】
渋井直人(光石研)52歳独身。デザイナー。休日にはおしゃれな格好で街に繰り出し、レコード屋に訪れたり、カフェでまったりくつろいだりと自由を満喫。女の子からも受けがよく、こだわりのものに彩られスマートに生きている…ように見えるが、女性編集者、美大生、シンガーソングライター、インスタで知り合った女の子など、次々に現れるヒロインたちに玉砕。大御所イラストレーターには怒鳴られ、同世代のライバルには嫉妬したりと、冴えない場面も数多い。仕事も恋もまだまだ現役。渋井直人がおりなす、クスっと笑いながらも応援したくなるような、ちょっぴり切ない悠々自適な日常物語。
出典:テレビ東京公式 TV TOKYO

【レビュー】
意外にも光石研さんの初主演ドラマとなった本作。
とにかく業界あるあるな小ネタが詰まっていて、登場人物に近しい業界で働く方は「うわ〜このシチュエーションあるわ〜」とシンクロしまくるドラマです。撮影場所や出てくる小道具、役者さんの立ち振る舞いや空気感まで、細かいディテールにももの凄くこだわりを感じてニヤケが止まりません。
特に私個人的には、主人公である渋井の通う古書店兼カフェ「ピータードッグ」の店主を演じる池松壮亮さんがツボすぎます。いるわ、こういう確信犯のおしゃれな毒舌店員…という感じ。池松さんの観察力とお芝居の力に脱帽です。
あと、アシスタントの杉浦役の岡山天音さんもかなりイイ感じです。「こういう奴は絶対仕事できるようになるタイプ」と、とあるIT企業のベテランプロデューサーさんが言っていました。笑
タイトルにも「休日」というワードが入っている通り、お休みの日にゆる〜っと流して見たくなるような雰囲気の作品で、オープニングで流れる思い出野郎Aチームの「ステップ」は渋井の生活感が反映されてますし、Nulbarichの歌うエンディング「Sweet and Sour」は物語をより一層引き立てています。
視聴できるサービスが限られているためか意外と知らない方も多いので、もっと話題になっても良い作品だと思います。

【視聴方法】
Paravi
TSUTAYAディスカス
※2020年3月の情報です

「アニ散歩」

【ジャンル】
ウェブコンテンツ/Youtube

【あらすじ】
メンズファッション&ライフスタイルを発信する講談社のウェブマガジンFORZA STYLEの人気企画。
アラフィフのファッションリーダー、アニキこと片野英児が独断と偏見で飲み歩くファッション企画!これを見れば、あなたも「アニ立ち」したくなる。さあ、お洒落して街へ出よう。
出典:Youtube

【レビュー】
「アニメ」ではなく「アニキ」+「散歩」でアニ散歩。
アニ散歩とは、おしゃれアラフォーのアイコンとしても知られるコラムニスト片野 英児さん、通称「アニキ」がMC。そして、雑誌の「LEON」や「OCEANS」をヒットさせた干場義雅さんが編集長を務めるウェブマガジン内のコンテンツです。
プライベートでもヴィンテージ好きで有名な片野さんですが、動画でもコアなビンテージショップに足を運び、うんちくを語っているチョイワルオヤジっぷりが良いです。ヴィンテージショップでの店員さんとのくだりは、知らなかったファッション文化を知れる機会としてもとても有効。
ちょっとした移動の時に見るのに丁度いいテンションの動画です。
お仕事に直結はしませんが、こだわりを持ち、良い感じに緩く楽しく生きているアニキたちのライフスタイルに刺激されます。しかもそれをウェブマガジンのコンテンツの1つとして発信しているというのもまた良いですね。

【視聴方法】
Youtubeチャンネル
※2020年3月の情報です


いかがでしたか?「知ってる知ってる!」という作品もあったのではないでしょうか。ジャンルの異なる4作品ですが、どれもとてもおすすめです。
これまでゆっくり自宅で過ごす機会なんてなかなか無かったという方も、こんな時だからこそ「家でできる楽しみ」を模索してみるのも良いかもしれません。