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ブランドガイドラインを知る

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こんにちは!

アーキタイプのイベント番長こと町田です。

季節は春。みなさんお花見はしましたか?

花粉症に悩まれている方も多いと思いますが、過ごしやすい気候の日々が続いていますね。

さて、唐突ですが「ブランドガイドライン」ってご存知ですか?

本記事では「ブランドの取り扱い説明書」とも言える「ブランドガイドライン」について、
以下の内容をお送りします。

さて、まずは「ブランドガイドラインを知る」というところから考えていきたいと思います。

1. ブランドガイドラインを知る

先ほど「ブランドの取り扱い説明書」とお伝えしましたが、もう少し具体的にお伝えすると、ブランドが持つ特有のロゴ、キャッチコピー、デザイン(タイポグラフィやカラー)、またコードなど、そのブランドを印象付け、他と区別させるための要素を体系的に明示し、ブランド管理者でなくともクリエイティブの判断をすることができる資料になります。

ちなみに「ブランド」とはどんなものを指すのでしょうか。

Wikipediaには以下のように記されています。

ブランド(英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。
それが現在のブランドの概念と言える。ブランドを冠して財やサービスを提供する側の意思を端的に表現するものとして、文字や図形で具体的に表現された商標を使用することが多い。広い意味では高級や低品質など関係無しに全ての商品やサービスに対してブランドと呼ぶ。

大抵の場合、企業やサービスが持つ対外的なイメージは消費者の目に触れるクリエイティブや情報がほとんどかと思いますが、それらが見かけるたびに毎回ロゴやカラーなどが違かったらどうなるでしょうか。

その企業やサービスの信ぴょう性は元より、ブランドとして正しい認知を得られないでしょう。そういったことを避けるためにも、企業やサービスが持つブランドを守り、正しく運用していくための「取り扱い説明書」 が必要になるのです。

ちなみに話は少しそれますが、ブランドガイドラインと似ているものとして「スタイルガイドライン」と呼ばれるものがあります。これはブランドガイドラインよりも更に技術寄りの内容となり、タイポグラフィやカラー、コードの記述方式などを定義したものです。ブランドガイドラインの中に包括されている場合や、Webサービスの場合に定義されることが多いです。

以前、弊社でもスタイルガイドのまとめ記事を書いておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

Webサイト制作にスタイルガイドを取り入れよう!

さて、ここまで偉そうにブランドガイドラインについて語ってまいりましたが、私も日々勉強している立場の者ですので、今日はブランドガイドラインを学ぶ上で参考となりそうな良質なガイドラインをご紹介していきたいと思います。

2. 優良ブランドガイドライン7選

Atlassian Design Guideline

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https://atlassian.design/guidelines/brand/personality

ソフトウェア開発者を対象とした法人ソフトウェアを提供しているアトラシアン社のブランドガイドラインです。

ブランドのビジョンや姿勢をまとめたブランド定義、ライティング、マーケティング上のクリエイティブ、コンポーネント集、ペルソナなど、数多くの情報が網羅されています。ここまで多くの情報を体系的にまとめあげている事例は少なく、ブランドガイドラインのお手本とも言えるケースだと考えます。
また、随所に配置されているアトラシアン特有のイラストは可愛らしく、次へ次へと読み進めてしまいます。

Material Design Guideline

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https://material.io/design/

言わずと知れたGoogle社が提供するブランドガイドラインです。

デザイナーやエンジニアを対象としているガイドラインだからでしょうか、専門的な内容も含まれます。一般的な内容はもちろん、アニメーションやアイコンに到るまで網羅されたガイドラインになっています。また高品質なアイコンなど、リソースを一般向けに解放している点も特徴的です。

TNT Brand Guideline

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TNT Brand Guideline

TNTのブランドガイドラインは、ロゴ、タイポグラフィ、カラー、ブランドアイデンティティ、写真、印刷物などブランド定義のお手本とも言えるような内容になっています。中でもブランドアイデンティティの使い方や利用可能な写真について明言したページは参考になります。

Nachos(Trello’s design system)

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https://design.trello.com/

「Nachos(ナチョス)」はタスク管理ツール「Trello(トレロ)」の開発者向けのデザインガイドラインです。

この記事を書く上で、ガイドラインと呼ばれる参考書はいくつか見てきましたが、的確な文章量でまとめられたガイドラインは分かりやすくユーザー理解を助けます。

本ガイドラインも的確な文章量、イメージによって分かりやすいブランドガイドラインになっています。

IBM Design Language

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https://www.ibm.com/design/

IBM社が提供するブランドガイドラインです。冒頭にも記載しましたが、ブランドガイドラインとは作って終わりでなく、会社やサービス、また時代の変容によって柔軟に更新・運用していくものになります。本ガイドラインに関しても、膨大な情報量を持っているにも関わらず、ヴァージョンが随時更新されています。

Francfranc Design System Guidelines

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https://francfranc.io/design-system-guidelines/design-system/

Francfrancが提供するデザインガイドラインです。

本ガイドラインはブランド・フィロソフィー https://francfranc.io/ との2本立てになっているのが特徴的です。ただデザインのルールを知るのではなく、ブランドの「考え方」を学ぶことで、ブランドへの理解が一層深まります。この事例からはブランド・フィロソフィーがブランドを形成する要素の中でも最も重要だということを学ぶことができるでしょう。

BOSTON CITY

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BOSTON CITY Brand Guideline

マサチューセッツ州にある最大の都市である「ボストン・シティ」のブランドガイドラインです。

ブランド定義、色、タイポグラフィ、図、写真、従業員用ツールキット、メディアフォームの判例、グリッドシステム、スタイルガイド、ほぼ全てと言っていいほどに充実した内容のブランドガイドラインを提供しています。

対外、対内どちらに対しても配慮したコンテンツが用意されているのが特徴です。


いかがでしたでしょうか。

ブランドガイドラインは企業やサービスの独自性やクリエイティブを管理・運用していく上で重要な役割を持っているということがわかりました。一方でガイドラインを運用し、実際にクリエイティブのチェックをするなど、実際の業務に紐づけてガイドラインを利用している事例はそう多くないと感じています。

現場で運用されてこそ、その真価が発揮されるブランドガイドライン。今後はそういった事例がないか探していきたいと思います。

見つかった際には、こちらでご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ARCHETYP 町田

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