こんにちはディレクターの神谷です!
今回はShopifyのプランの中からどのプランを選べばよいかの参考になる様なプラン比較をしてみたいと思います!
プランの内容は2018年11月1日現在のものになります。変更される可能性があるため、導入前には最新の情報を必ずチェックしてくださいね!
まず、Shopifyには主要なプランが3つあります。
- ベーシック($29)
- スタンダード($79)
- プレミアム($299)
※カッコ内は月額費用
それぞれECサイトを作れるということは変わらず、登録できる商品数も無制限、利用できるテーマも豊富でECとしての基本機能は全プラン共通で提供されています。
また、カートボタンのみが提供されるライトプラン($9)、より高度なカスタマイズやセキュリティを重視したプラスプラン($2,000〜)が存在しています。
では何が違って何をポイントに選んでいけば良いか?
それぞれの違いとして大きいのは以下です。
- 販売手数料
- スタッフアカウント数
- ギフトカード
- レポート
- カスタム配送料
結論から書きます!
以下の表がそれぞれの違いとなります。
ライト | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Shopify plus | |
---|---|---|---|---|---|
こんな方におすすめ | すでにブランドサイトやSNSを運営していてカート機能のみを追加したい方 | 事業を始めたばかりの方、ECに初めてチャレンジする方 | すでにリアル店舗は存在していて、ECを始める方、複数メンバーでECサイトの運営をしていく方 | ECサイトを使いこなしている方、マーケティングなどにも力を入れている方 | よりレベルの高いセキュリティを求められる方、流通金額が多い方、その他特殊な要件がある方 |
月額 | $9 | $29 | $79 | $299 | $2,000〜 |
オンラインストア | ○ | ○ | ○ | ○ | |
販売手数料 (日本のオンラインクレジットカード料金) |
3.4% + 0円 | 3.4% + 0円 | 3.3% + 0円 | 3.25% + 0円 | お問い合わせ |
販売手数料 (海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料) |
3.9% + 0円 | 3.9% + 0円 | 3.85% + 0円 | 3.8% + 0円 | お問い合わせ |
販売手数料 (Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金) 右記の手数料に加えて決済サービスの手数料がかかります |
2.0% | 2.0% | 1.0% | 0.5% | お問い合わせ |
スタッフアカウント数 | 2 | 2 | 5 | 15 | 無制限 |
ギフトカード | ○ | ○ | ○ | ||
レポート | プロフェッショナルレポートのみ | ○ | ○ | ||
カスタム配送料 | ○ | ○ | |||
その他 |
|
販売手数料
「Shopify Payments(クレジットカード)の販売手数料」、「外部決済サービス経由で決済した場合の取引手数料」が取引手数料の主なものです。
売り上げが多いストアなどでは損益分岐点を考慮して決める事もあるかと思います。
最近の為替(1ドル112円)ですべての決済がShopify Payments(クレジットカード)で支払われた場合の試算では、以下となりました。
月商560万円まで:ベーシック
月商4,928万円まで:スタンダード
月商4,928万円以上:プレミアム
実際にはすべての決済がクレジットカードで行われず、銀行振込や代引き、コンビニ決済などを併用することが多いと思います。
上記の数値はあくまでも判断する上での一つの参考値としてみてください。
スタッフアカウント数
ストアの管理画面を操作できる人数です。
ベーシックは2アカウント、スタンダードは5アカウント、プレミアムは15アカウントとなっています。
アカウントごとにアクセスできる機能に制限をかけられるので、商品管理のみをするスタッフや注文処理のみを行うスタッフなどといった設定が可能です。
企業などでEC担当者が多い場合は自ずと上位プランを選ぶ必要が出てくることがあります。
ギフトカード
スタンダードプラン以上で利用可能です。
ギフトカードはAmazonギフトカード、iTunesカードなどが例としてはわかりやすいでしょうか。
友人や恋人へのプレゼントなども可能です。
レポート
Shopifyには財務、集客、行動、マーケティング、販売、利益、顧客、カスタムレポートなど豊富なレポート機能があります。
プロフェッショナルレポートはスタンダードプラン以上、高度なレポードビルダーはプレミアムプラン以上で利用可能です。
レポートについての詳しい情報はShopifyのヘルプセンターをご覧ください。
https://help.shopify.com/ja/manual/reports-and-analytics/shopify-reports
カスタム配送料
プレミアムプラン以上で利用可能です。
ECをやっていると少々込み入った送料パターンが必要になる場合があります。
例えば、商品ごとの送料設定・離島料金・冷凍便・冷蔵便などの追加費用がかかる場合などがあります。
そういった場合は送料をカスタマイズできるアプリを利用し設定を工夫することができます。
通常は国と都道府県/州ごとに購入金額に応じた送料設定や商品の重さによる送料設定も可能です。
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ということで、それぞれのプランにどういった方がオススメかはこんな感じです。
ライト
すでにブランドサイトやSNSを運営していてカート機能のみを追加したい方
ベーシック
事業を始めたばかりの方、ECに初めてチャレンジする方
スタンダード
店舗がすでに存在していてECを始める方、複数メンバーでECサイトの運営をしていく方
プレミアム
ECサイトを使いこなしている方、マーケティングなどにも力を入れている方
プラス
よりレベルの高いセキュリティを求められる方、流通金額が多い方、その他特殊な要件がある方
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参考リンク