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『チームビルディング』がテーマの研修コンテンツ

みなさんこんにちは!
7月に入り本格的な夏間近となりましたね。このブログが公開されている頃にはきっと、早く梅雨明けしないかとウズウズしていることでしょう。
実は、ARCHETYPでは6月に毎年恒例の研修旅行『ARCHETRIP2019』を実施いたしました! そんな研修旅行の模様は改めてお伝えするとして…
今回は、『ARCHETRIP2019』のテーマでもあった『チームビルディング』を目的とした様々な研修コンテンツをご紹介したいと思います。

-チームビルディング-
チームビルディングとは、『仲間が思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり』のことです。 もう少し言葉を補うと、『仲間が主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そうした組織をつくるための取り組み全般』と言えます。
参考:チームビルディングジャパン

様々な企業がこのチームビルディングについて研究を進め、研修テーマとして取り入れていますが、実際『チームビルディング』研修を行うためにはどんな方法があるのでしょうか? 今回は手軽に楽しめる無料コンテンツから、みっちり行う有料コンテンツまで面白そうなものをピックアップみました!
研修企画にお悩みの皆様の参考になれば嬉しいです。
(読了目安:3分程度)

Marketing Town

費用:有料
時間:3時間〜12時間(2日)
人数:4人以上〜

今ちょっとした話題になっているこのMarketing Town。
株式会社NEXERAが提供するサービスで、ボードゲームを通じてマーケティングを体感し、『経営を自分事に捉える』というビジネスゲーム研修です。
プレイヤーは経営者となり、毎回変化する仮想の街で小売店を経営します。
より高い利益を目指し、毎ターン「市場調査」「出店」「広告」「仕入」「販売」「資金調達」の中から意思決定を行います。市場環境、プレイヤー間での競合、財務状況などを意識しながらプレイする本格派ビジネスボードゲームということで、なんだか聞いただけでワクワクしてきます♪
研修プランは、ライト・ベーシック・アドバンスと3種に分かれていてそれぞれ時間・内容・費用が違います。また、目的に合わせた研修内容のカスタマイズも可能ということで、企業の研修プロジェクトに合わせて臨機応変に対応してもらえるのも嬉しいポイント。
職種によって日頃の仕事内容は異なりますが、皆が“マーケティング”という1つの視点を持ってゲームを行った時、それぞれにどのような特徴が現れるのかが気になりますよね。ARCHETYPでもこの研修はいつか取り入れてみたいなと注目しております!
詳しくはMarketing Townのサービスサイトをご覧になってみてください。

レゴシリアスプレイ

費用:有料
時間目安:1時間〜
人数目安:1チーム4、5人〜

NASA・Google・Yahoo!など多くの企業や大学が導入している組織開発メソッドとしても有名なレゴシリアスプレイ。元デンマーク・レゴ社の教育事業部門開発責任者、ロバート・ラスムセン氏が2001年に開発した、右脳(感性)を活性化する問題解決手だそうです。
様々な研修企画会社でサービス提供されているため、詳細な実践方法は様々ですが、基本ルールはファシリテーターから与えられたテーマに沿ってレゴブロックを組み立てるというもの。 これによってプレイするメンバーの頭の中を見える化し、イメージを共有することができます。 さらに、それぞれが組み立てたレゴブロックについて共通点や相違点を見つけてチームで話し合い、統合した意見をもとに今度はチームで1つ新たな制作物を作ります。レゴという誰もが1度は見たことのある身近なアイテムを使い、コミュニケーションの活性化やチームワークを学べる研修です。

NASAゲーム

費用:無料
時間目安:1時間半〜
人数目安:4人〜

NASAゲームは知っている人も多いのではないでしょうか? いわゆるコンセンサスゲームの一種です。コンセンサスとは、複数の人の合意や意見の一致という意味。チーム全員の意見を一致させ、反対意見のない状態で最終決定をすることが最大のルールとなります。ゲームはあるストーリーをもとに展開され、NASA公式の正解が存在します。
ストーリーは以下。

あなた方は宇宙船に乗って月面に着陸しようとしている宇宙飛行士です。
月面には母船が待っているのですが,機械の故障で母船から約200マイル(約320km)離れた所に不時着してしまいました。不時着時の衝撃で宇宙船はほとんど壊れ使用不能となりました。
しかし、次の15アイテムは破損を免れて完全なまま残っていました。
「まずは、重要なアイテムを見極めよう」ある宇宙飛行士が言いました。
「冷静に判断するため、まずは各自で考え、最後は全員で話しあおう。」
母船に無事たどりつくため,15アイテムの中で必要なものから重要度の高い順に1番から15番までの順位をつけなさい。(最も優先度が高いものが1となります)

このストーリーを前提として、チームに分かれてアイテムの優先順位を決定します。答え合せをして公式回答との差を計算、最後に振り返りの時間を設ける所までがゲームの一連の流れとなります。
このゲームのポイントは、やはり全員が合意した上で答えを出すということと、最後にしっかりと振り返りの時間を設ける事にあると思います。合意形成の難しさや、協調性、コミュニケーションスキルなど様々なことを学べる研修として多くの企業が取り入れています。
さらに、無料でファシリテーター向けのマニュアルや資料が配布されているのも嬉しいですね。

バスは待ってくれない

費用:有料
時間目安:1時間〜
人数目安:5人〜

このゲームもチームビルディング研修の中では比較的有名なゲームの1つです。 まず、4〜5名1チームに分かれ、ファシリテーターが情報カードをそれぞれに数枚ずつ配ります。
カードには、例えば「病院の隣にはレストランがある」などの断片的な情報が記載されており、カードの内容は1枚ずつ異なります。これをチーム内で口頭で話しあいながら1枚の地図を完成させるというもの。完成した地図をファシリテーターに見せ、合っていればゲーム終了。間違った場合はもう一度話し合い地図を修正していきます。
正解の地図と情報カードの内容、さらに地図作成用の紙やペンなどが必要ですが、専用のキットも販売されているので比較的導入しやすい研修の1つだと思います。このゲームでは情報を整理するための論理的な思考や、コミュニケーション能力が身につくとされています。ゲーム内容がわかりやすいのも取り入れやすい良いところですよね。

その他

研修前のアイスブレイクとして取り入れられる簡単かつ無料のゲームもいくつかご紹介します。

・似顔絵ゲーム
メンバーの似顔絵を描いて、誰の顔かを当てるというゲーム。誰でも参加できて盛り上がるので、研修のアイスブレイクや懇親会の中で行うこともありそうです。絵の上手さを競うものではないのがポイントです★

・グッドオアニュース
24時間以内に起きた良いニュースを発表するゲーム。終わったあとは必ず拍手をするのがルールです。プレゼン力や表現力が養えますし、最後必ず拍手をするというルールが素敵ですね。

・みんな大好きジェスチャーゲーム
出されたお題をもとにジェスチャーを行い、何のモノマネをしているか当てるゲームです。知っている人が多いので説明の手間も省けますし、場が盛り上がるのでARCHETYPの研修旅行では鉄板ゲームになりつつあります。



以上、チームビルディング研修コンテンツの一部をご紹介しました! 興味のあるゲームは見つかりましたか? それぞれファシリテーターの質に左右される部分もあるので、導入方法は検討が必要ですが、やってみる価値はありそうです。導入してみたよ〜という方は是非感想をお聞かせください!
それではまた。