OTHER

リモートワークと小学2年生の家庭学習

こんにちは。コロナ自粛生活も三ヶ月ほどになりました。(2020.5月末現在)
我が家には新2年生、保育園の息子がいます。今まで保育園や学校、学童に預けて仕事をするのが当たり前の生活でした。
自粛以前もアーキタイプでは週2〜3回の出勤、その他の日は在宅でリモートワークをしていたのですんなり全リモートワークに切り替えることができました。が、世の皆さんもお解りだと思いますが、こどもがいる状態のリモートワークは仕事の進捗が半分です笑。

大変なことはやはり食事の準備、ケンカのうるささでしょうか。うちは公園や外にいかないと家が壊れるので、晴れた日は父母交代でお昼頃に近所に連れ出しています。

長男の家庭学習

兄弟ふたりでいるとあまりにうるさいので長男に新2年生1学期の勉強させることにしました。ちなみに1年生の頃から今までまったく勉強はさせてきていません。学童で宿題をやってくるので私は音読の宿題を聞くぐらいでした。
それすらも面倒だなあ、と思っていました。

まずは2年生の1学期の範囲をやらせようとネットで評判のよさそうなドリルを探してポチッとしてみることに。

仕事をしている隣でドリルに取り組む長男。

ん…
んん…?
んんん…?!?!

「今”う”ってどうやってかいた?」

「”え”は?」

「”上”ってかいてみて」


1年生の漢字もポロポロ忘れてるしひらがなの書き順もおかしい!
これはマズイ、と2年生の学習はとりやめて1年生の漢字からやり直すことに。
無料の漢字プリントを探して毎日2ページずつやらせ、苦手な漢字をピックアップして自作のテストをつくって復習させます。
ひらがなは隣にはりついて書き順も逐一チェック。

気づいたこと

ああ。そうか、学校だけでは定着はしないのです。
「家庭学習」というものがすっぽり抜け落ちていた私と長男、この自粛期間大きな気づきがありました。

低学年のこどもは問題の認識や苦手分野の分析、自己マネージメントができません。特にタイムマネージメントは苦手です。

でも考えてみれば、大人だって全部完璧にできる人はそうそういません。
問題点を認識しても解決するためにどういうアクションをするかなんて、複合的でとても難しい。

ただ長男の学習マネージメントをしてみて思うのは、課題を見つけ、計画を立てる。復習など小さなことをコツコツ継続、チェック、というまさにPDCAをまわしていくことが苦手分野の克服に繋がる、ということです。

PDCAの大切さ

今はまだ大人のマネージメントが必要ですが、自分でPDCAをまわせるようになればすごく強みになるなあと感じました。
PDCAは勉強だけではなくスポーツでも仕事でも、何にでも通じる自己解決能力なのです。
「あなたはここが苦手で克服するためにはこうしたほうがいい」というプランを立ててもらって細かくチェックしてもらえればよいですが、大人の世界ではそこまでマネージメントしてもらえることはあまりないかと思います。
もちろん相談したりアドバイス、サポートはしてもらえますが結局アウトラインを描いていくのは自分。最終的な目標を決めるのも自分。走っていくのも自分。
そういう人が伸びるのでしょう。

長男の家庭学習を通じて、自分はPDCAをまわせているかな?
他の人のサポートをできているかな?ということを考えさせられました。

この気づきを大事にして、今後も家庭学習をめんどうがらずにみていきたいと思います…!