PKSHAとクレディセゾンがAI審査モデル開発!金融審査の効率化へ
PKSHA Technologyとクレディセゾンが共同で開発したAI審査モデルが、金融機関の審査業務に新たな選択肢を提示しています。最短30秒で結果を提示し、顧客ごとの与信枠も可視化できる点が特徴です。従来の審査プロセスと何が異なるのか、背景から仕組み、今後の展開までを整理します。
ARCHETYP Staffingでは現在クリエイターを募集しています。
エンジニア、デザイナー、ディレクター以外に、生成AI人材など幅広い職種を募集していますのでぜひチェックしてみてください!
従来の審査業務が抱えていた課題とAI導入の背景
金融機関を取り巻く環境は大きく変化しており、ローン商品においても顧客ごとに適した条件を提示する必要性が高まっています。しかし従来の審査業務は、マニュアルや担当者の経験に依存する部分が多く、判断に時間がかかる構造が残っていました。そのため、変化の速い市場環境や多様化するニーズに対して、柔軟に対応しきれない場面も生まれていました。
クレディセゾンは約40年にわたり審査ノウハウを蓄積してきましたが、それらは個々の判断として活用されることが多く、仕組みとして再現するには難しさがありました。そこで今回の取り組みでは、こうした知見をAIモデルとして整理し、誰でも再現可能な形に落とし込むことが進められています。PKSHA Technologyがアルゴリズム開発とシステム構築を担い、両社の強みを掛け合わせることで、新しい審査の基盤が整えられました。では、その仕組みは現場でどのように使われるのでしょうか。

AI審査モデルの仕組みと金融現場で起きる変化

今回のモデルは、PKSHA TechnologyのAIスコアリングモジュール「PKSHA Credit」をベースに、フリーローン保証審査向けに調整されています。AIスコアリングとは、過去データをもとに顧客ごとの信用度を数値として評価する仕組みであり、特にデフォルトリスク(返済が滞る可能性)を算出できる点が特徴です。これにより、審査の可否だけでなく、どの程度の条件でサービスを提供できるかまで判断できるようになります。
審査では必要な情報を入力するとAIが即時に判定を行い、最短30秒で結果が提示されます。営業担当者が顧客の前でそのまま結果を伝えられるため、待ち時間はほとんど発生しません。さらに、顧客ごとの上限保証額の目安も提示されるため、「どこまで提案できるか」をその場で判断できるようになります。
こうした仕組みによって、審査は単なる可否判断から、顧客ごとの最適な提案を導き出すプロセスへと変わりつつあります。スピードと情報の質が同時に引き上げられることで、現場の意思決定そのものがシンプルになっている点が、このモデルのポイントです。
まとめ

いかがだったでしょうか?
PKSHA Technologyとクレディセゾンの取り組みは、審査ノウハウをAIとして再現し、現場で即時に活用できる形にした点に特徴があります。
最短30秒での判定や与信枠の可視化により、審査業務と顧客対応の双方に変化が生まれています。
提携金融機関への展開も予定されており、審査の進め方そのものが見直されていく動きとして注目されます。