Yahoo!ショッピングのAIお買い物メモとは
Yahoo!ショッピングは、欲しいものをメモするだけでAIが商品候補を提案する「AIお買い物メモ」の提供を順次開始します。テキストや写真、目的から買い物を整理し、商品探しから購入検討までを支援する機能です。
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欲しいものをメモするだけでAIが商品候補を整理してくれる
日常の中で「あとで買おう」と思ったものを、つい忘れてしまうことは少なくありません。日用品の買い足しや旅行前に必要なもの、新学期の準備品などは、思いついたときに残しておかないと、いざ必要な場面で慌てることがあります。
Yahoo!ショッピングが順次提供を開始する「AIお買い物メモ」は、こうした買い物前のメモをAIが整理し、関連する商品候補を提案する機能です。iOS版およびAndroid版アプリで利用でき、今年2月に提供を開始した「Yahoo!ショッピング AIエージェント」の機能拡充第二弾として位置づけられています。
LINEヤフーが展開する「Agent i」によるYahoo!ショッピングAI化計画では、買い物に必要なタスクをAIが支援し、ユーザーがじっくり選び

たいものに時間を使いやすくすることを目指しています。AIお買い物メモもその一部で、買いたいものをメモに書いておくだけでAgent iが内容を解析し、ユーザーに合った商品を提案します。
使い方は、欲しい商品名や買い足したいものを入力するだけではありません。写真や画像からもメモを作成できます。たとえば、手書きの買い物メモや学校から配布された持ち物リストを撮影すると、AIが内容を読み取り、お買い物メモとして整理します。音声入力にも対応しているため、思いついたタイミングで残しやすい点も便利です。
商品名がはっきりしていない場合でも使えます。「沖縄旅行に行きたい」と入力すると、紫外線対策グッズとして帽子、日傘、日焼け止め、そのほか水着やモバイルバッテリーなど、目的に合わせた商品候補をAIが提案します。何を買うべきかを一つずつ検索しなくても、必要になりそうなものを整理しやすくなります。
さらに、過去に検索したキーワードからメモを作成したり、商品詳細ページから条件を追加したりすることもできます。たとえば、プリンターの商品詳細ページで「このプリンターで使えるインク」と入力すると、AIが対応する商品候補を提案します。
5月に提供が始まった「AIおまかせ比較」が商品比較を支援する機能であるのに対し、AIお買い物メモは、買い物のきっかけ作りから商品探しまでを支援する機能です。欲しいものを忘れないためのメモが、商品候補の整理までつながる点が分かりやすい特徴です。
商品探しから比較、購入検討までをスムーズにつなげる

AIお買い物メモは、欲しいものを残して終わる機能ではありません。メモした内容をもとにAIが商品候補を探し、そのまま比較検討や購入まで進められる流れになっています。買いたいものを思い出してから検索し直す手間を減らし、買い物の入口から検討までをつなげる機能といえます。
ユーザーがメモを作成すると、AIはバックグラウンドで商品候補を探します。バックグラウンドとは、画面上で別の操作をしていても、裏側で処理が進む仕組みのことです。AIが商品を探している間、ユーザーはほかの商品を見たり、Yahoo!ショッピングから離れてニュースや動画を見たりできます。
通常は数分程度で処理が完了し、商品候補の準備ができるとプッシュ通知などでお知らせが届きます。プッシュ通知とは、アプリからスマートフォンに届く通知のことです。検索結果を待ち続ける必要がないため、思いついた買い物を空いた時間に進めやすくなります。
提案される商品は、お買い物メモに書かれた内容や追加条件などを踏まえて、AIがユーザーごとに整理します。表示された商品はそのまま比較検討でき、Yahoo!ショッピング内で購入まで進められます。また、同一ストアで購入可能な商品を優先的に提案することで、送料負担の軽減も支援するとされています。
目的を入力した場合は、買い物以外のサービスとの連携も予定されています。旅行に関するメモでは、Yahoo!トラベル、Yahoo!天気、Yahoo!マップなど、LINEヤフーが提供するサービスと連携することで、目的達成を横断的に支援すると説明されています。商品だけでなく、予定や状況に合わせて必要なものを考えやすくなる点も、この機能の魅力です。
一方で、AIの提案をそのまま信じすぎないことも大切です。一部の商品はAIお買い物メモの対象外であり、提案された内容が必ず正しいとは限りません。価格や対応商品、条件などは、購入前に自分でも確認する必要があります。なお、本機能はOpenAIのAPIを使用しています。APIとは、Yahoo!ショッピングの機能の中で、OpenAIのAI技術を呼び出して使うためのつなぎ役のような仕組みですAIの提案は便利ですが、価格や対応商品、条件などは最終的に自分で確認することが大切です。
AIお買い物メモは、買い物を任せきる機能というより、忘れがちな買い物を整理し、比較検討まで進めやすくするためのサポート機能として見ると分かりやすいでしょう。
まとめ

いかがだったでしょうか?
今回のAIお買い物メモの発表を見て、買い物の「あとで探そう」「あとで買おう」という小さな手間を、AIが自然に支えてくれるようになってきたと感じました。
テキストだけでなく写真や目的からも商品候補を整理できる点は、日用品の買い足しや旅行準備など、普段の買い物でも使いやすそうです。
AIの提案を参考にしながら、必要なものを忘れずに見つけやすくなる機能として、試してみたいです。