AI面接「COREMIRU Scan」とは?UUUMグループが2028年卒採用で導入
UUUMとUUUMマーケティングは、2028年卒の新卒採用でAI面接サービス「COREMIRU Scan」を本格導入します。2027年卒採用でのPoCを経て、選考初期に受検する運用へ移行。従来のWebテストやGDでは捉えにくかった学生の可能性を、AIで多面的に見極める取り組みの背景や特徴を紹介します。
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WebテストやGDでは見えにくい?UUUMグループがAI面接を導入した理由
UUUMグループでは、新卒採用にWebテストやグループディスカッション(GD)を取り入れてきました。しかし、Webテストだけでは、学生一人ひとりの思考プロセスや価値観、会社との適合性を十分に把握することが難しく、その結果と入社後の活躍状況との間に明確な関係性を確認できていないという課題を感じていました。
GDにも別の課題がありました。複数人で議論する形式では、積極的に発言する学生が評価されやすい傾向があり、発言量だけでは見えにくい考え方や可能性を十分に拾い上げることが難しいと感じていました。
そこでUUUMグループは、採用工数を減らすことだけを目的とせず、「入社後に活躍する可能性をより適切に見極める」ため、2027年卒採用でAI面接サービス「COREMIRU Scan」をPoCとして導入しました。

PoCとは、本格導入の前に、実際の環境で期待する効果が得られるか、想定した運用が可能かを確かめる概念実証のことです。
COREMIRU Scanは、候補者とAIが音声で対話し、その回答内容や思考プロセスなどをもとに評価するサービスです。表情や視線といったノンバーバル情報は評価対象とせず、候補者の回答内容や思考プロセスなどをもとに評価し、入社後の活躍可能性を可視化します。
UUUMグループが目指したのは、AIだけで合否を決めることではありません。従来の選考では見逃していた可能性のある学生を別の角度から理解し、その後の選考でより丁寧に見極めることです。実際に2027年卒採用で試した結果、従来とは異なる角度から学生の可能性を確認できるケースが見えてきました。
PoCで確認された学生の可能性と2028年卒採用での運用

2027年卒採用で行ったPoCでは、従来の選考だけでは十分に捉えきれなかった学生の可能性が確認されました。GDの評価だけでは目立たなかった学生の中に、COREMIRU ScanではUUUMグループとのマッチ度が高く示されたケースがあり、その結果を参考に後続面接へ進めたところ、高い評価につながった例が複数あったといいます。
重要なのは、AIの評価だけで採用を決めたわけではない点です。COREMIRU Scanで得られた情報を参考に、その後の面接で人があらためて確認することで、従来の選考では見逃していた可能性を多面的に見極める機会につなげています。
また、すでに入社している新卒社員にもCOREMIRU Scanを実施し、UUUMグループが採用や人材育成で重視してきた人物像との比較・検証も行われました。その結果、同社が大切にしてきたことを体現する社員と、COREMIRU Scanが捉えた特性や傾向との間に整合性が見られたとしています。
評価内容だけでなく、運用のしやすさも本格導入を決めた理由の一つです。採用担当者向けの管理画面と学生向けの受検画面がシンプルで、双方に過度な負担をかけず、既存の選考フローへ組み込みやすい点も評価されました。
こうしたPoCの結果を受け、2028年卒採用では、UUUMグループにエントリーした学生が原則として選考初期にCOREMIRU Scanを受検する運用へ移行します。より多くの学生について、回答内容や思考プロセス、行動特性などを確認し、UUUMグループで活躍する可能性を見極める材料として活用する方針です。
採用工数の削減だけではなく、一人ひとりをより深く理解し、従来の選考では見逃していた可能性にも目を向ける。そのための判断材料としてAI面接を取り入れている点が、今回の本格導入の特徴です。
まとめ

いかがだったでしょうか?
UUUMとUUUMマーケティングは、2028年卒採用でAI面接サービス「COREMIRU Scan」を本格導入し、原則として選考初期に受検する運用へ移行します。
従来のWebテストやGDだけでは捉えきれなかった学生の可能性を、回答内容や思考プロセスなどから確認し、その後の面接と組み合わせながら多面的に見極めることが狙いです。
AIで面接を置き換えるのではなく、人が見るべき可能性を広げるために活用している点が、今回の取り組みの特徴といえるでしょう。