MyTalent Hire、AIで候補者情報と求人要件をマッチング
TalentXは、採用管理システム「MyTalent Hire」と候補者情報自動転記サービス「RoboRoboリクルーティング」の連携を開始しました。18の求人媒体から候補者情報を自動で取り込み、AIで応募書類と求人要件の適合性を確認。さらに候補者データを蓄積し、将来の採用にも活用できる仕組みを整えます。
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18の求人媒体から候補者情報を自動取得
今回の連携により、オープン株式会社の「RoboRoboリクルーティング」が対応する18の求人媒体で発生した候補者情報を自動で取得・変換し、「MyTalent Hire」へ取り込めるようになります。採用担当者は、媒体ごとに候補者情報を確認したり、手作業で転記したりする必要が減り、「MyTalent Hire」上でまとめて確認できます。
連携の背景には、採用チャネルの多様化があります。求人媒体や人材紹介など候補者との接点が増える一方、情報が複数のサービスに分散すると、採用担当者はそれぞれのシステムを確認しながら情報を管理しなければなりません。TalentXは、こうした運用が情報管理の負担を増やし、候補者への対応が遅れる一因になると説明しています。
同社が2026年4月に実施した「採用活動におけるAI活用に関する実態調査」では、社会人2年目以上で転職を検討している中途採用候補者221名のうち、28.3%が企業の採用AI活用によるメリットとして「選考スピード・合否通知の迅速化」を挙げています。この結果を踏まえ、TalentXは候補者への迅速な対応が候補者体験の向上につながるとしています。今回の連携により、採用担当者は複数の媒体を都度確認する必要がなくなり、「MyTalent Hire」を確認するだけで候補者情報を把握できます。
採用では、応募後の対応が遅れることで、候補者とのやり取りの機会を逃す可能性があります。複数の求人媒体から集まる情報を一か所で確認できる仕組みは、採用担当者が候補者への対応に移るまでの時間を短縮するうえで効果的だと考えられます。
さらに「MyTalent Hire」では、集約した情報を管理するだけでなく、AIを使って応募書類と求人要件の適合性を確認できます。
AIで適合性を確認、候補者データを将来活用

「MyTalent Hire」の「AI書類チェックスコアリング機能」では、履歴書や職務経歴書の内容と、設定した求人要件との適合性をAIが解析し、0〜100点でスコア化します。評価には「セマンティックマッチング」が用いられており、単語の一致だけではなく、文章の意味や文脈から内容の関連性を判断する仕組みです。
たとえば、応募書類に「リーダー経験」という言葉が記載されていなくても、職務内容からマネジメントの規模や性質を読み取ります。TalentXは、こうした仕組みにより、経歴上の言葉だけでは捉えにくい経験の深さやスキルの親和性に加え、候補者の強みやポテンシャルも確認できると説明しています。採用担当者は、算出されたスコアを候補者確認の判断材料として活用できます。
取り込んだ候補者情報は、AIネイティブ採用CRM「MyTalent CRM」とも連携します。採用CRMとは、候補者の情報や接点を管理し、継続的な関係構築に活用する仕組みです。選考や内定を辞退した候補者も「タレントプール」として一元管理し、数か月後の再アプローチや、AIを活用した別のポジションとのマッチングに活用できます。タレントプールとは、将来的に採用候補となる人材情報を蓄積しておく仕組みです。
「MyTalent Hire」と「MyTalent CRM」は、TalentXが提供する統合型タレントアクイジションプラットフォーム「MyTalent Platform」の一部です。タレントアクイジションとは、必要な人材を継続的に獲得するため、候補者との接点づくりから採用までを中長期的に進める考え方を指します。候補者情報の取得からAIによる適合性の確認、選考、その後の関係構築までをつなげることで、一度の選考だけで終わらず、候補者との接点を将来の採用にも活用できる仕組みとなっています。
まとめ

いかがだったでしょうか?
「MyTalent Hire」と「RoboRoboリクルーティング」の連携により、候補者情報の自動取得からAIによる適合性確認、継続的なデータ活用までを一つの流れで行えるようになります。
採用業務の効率化だけでなく、候補者との接点を将来の採用につなげられる点も特徴です。
AIに任せられる業務が広がることで、人事担当者が候補者との対話や関係づくりにより多くの時間を使えるようになれば、採用体験そのものも変わっていく可能性があります。
