2026.10.18 | テクノロジー

AIインサイドセールス「immedio」がMCP対応機能を提供開始

株式会社immedioは2026年10月1日、AIインサイドセールス「immedio」で、MCP(Model Context Protocol)に対応した機能の提供を開始しました。AIアシスタントから、登録された面談・リード情報や日程調整URLを参照できます。今回は、MCP対応でできるようになったことをご紹介します。

MCPでAIアシスタントとつながる仕組みと、参照できる情報

immedioは、Webサイトのフォーム送信直後に商談を確定させる、AIインサイドセールスのサービスで、面談やリード(見込み客)の情報、日程調整URLなどが登録されています。AIアシスタントが外部のシステムの情報や機能を扱うための標準的な仕組みであるMCPに対応したことで、登録された情報を、AIアシスタントとの会話の中で確かめられるようになりました。
確認できる情報の中心は、面談とリードです。面談は、期間、担当者名、リードの会社名・氏名などを指定して一覧を確認でき、特定の面談については担当者・同席者、会議手段、面談メモ、面談前アンケートの回答まで確かめられます。リードは、会社名・氏名・メールアドレス・最新のステータスで検索でき、流入元や最終更新日の期間でも絞り込めます。

ステータスやアクション履歴を見れば、電話をリクエストしたリード、希望日時が見つからなかったリード、面談をキャンセルしたリードなども把握できます。
日程調整URLは、登録済みのものを検索し、候補日程の期間や、氏名・メールアドレスなどのフォームの事前入力情報を追加できます。ただし、既存のURLに情報を加える操作であり、新しいURLの登録や管理画面上の設定変更は行いません。ほかにも、面談タイプの名称や会議手段、最終予約日時、グループのユニット構成やユーザーの所属も確認できます。
AIアシスタントとimmedioをつなぐ際は、immedioと、資料や動画の閲覧中にアポイントを促す「immedio Box」に共通のMCPサーバーへ接続します。動作確認済みの環境はClaude Desktop、ChatGPT、Claude Codeで、Cursorなど、MCPのHTTP接続に対応したほかのツールからも利用できます。

面談準備からフォローまで、AIとの会話で進める営業活動の場面

immedioは開発の背景として、面談の準備やリードへのフォローでは、予定や担当者の確認に加え、面談前アンケート、面談メモ、リードのステータスやアクション履歴などを確認することが、次の対応を考える手がかりになると説明しています。
活用しやすいのは、面談の前日の準備です。翌日の面談を一覧で確認し、面談前アンケートやメモを参照したうえで、AIアシスタントに確認事項の整理を任せられます。immedioは依頼の例として、明日の面談について面談前アンケートをもとにヒアリング項目を整理する、という使い方を挙げています。
商談につながらなかったリードへのフォローにも、AIアシスタントとの会話を使えます。

希望日時が見つからず離脱したリードや、面談をキャンセルしたリードを確認し、ステータスやアクション履歴、必要に応じて面談履歴も参照しながら、再打診する相手と対応内容を検討できます。電話をリクエストしたリードを確認し、対応する相手を把握する用途も想定されています。
面談を打診するメールを送る際は、目的に合う日程調整URLを検索し、候補期間や送付先の氏名・メールアドレスを追加したURLを用意したうえで、URLを含むメールの文案作成まで、AIアシスタントとの会話で進められます。
チーム全体の面談状況を確かめたいときは、担当者で面談一覧を絞り込み、取得した結果の範囲で、メンバーごとの面談数や面談タイプ別の傾向の整理をAIアシスタントに依頼できます。グループのメンバー構成を確認してチーム体制を把握したり、面談タイプの最終予約日時から、しばらく予約がない面談タイプを洗い出したりするなど、設定の棚卸しにも役立てられます。

まとめ

いかがだったでしょうか?
immedioのMCP対応により、登録された面談・リードの情報や日程調整URLを、ClaudeやChatGPTなどのAIアシスタントとの会話から参照できるようになりました。
面談前の準備だけでなく、商談につながらなかったリードへのフォローまで進められる点は、一度途切れた接点を改めて商談の機会につなげる手段として注目できるでしょう。