生成AIの回答で店舗の紹介状況を確認、NTT東日本の新サービス提供開始
NTT東日本は2026年11月2日、企業・店舗情報を複数の媒体へまとめて配信し、生成AIでオンライン上の情報を確認できる「おまかせネット集客サポート」の提供を開始しました。消費者が生成AIで企業・店舗を探す機会が増えるなか、生成AIの回答で自社・自店舗がどのように紹介されているかを確認し、集客の改善につなげられます。
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4つの機能で情報の配信から生成AIの回答確認までを支援
おまかせネット集客サポートの起点となるのは、専用ダッシュボード(情報を一覧で確認・管理できる画面)です。
1つ目の機能は、企業・店舗名、住所、電話番号、営業時間などの情報をダッシュボードで一元管理し、連携対象となる複数のWebサイトやSNSなどへまとめて配信するものです。媒体ごとに同じ情報を個別に配信する手間が減り、情報の更新漏れを減らすことにもつながります。
なお、企業・店舗名、住所、電話番号など、媒体連携に影響する一部の情報を変更する場合は、ダッシュボード上の変更依頼フォームから申し出る必要があります。変更内容が確認されたあと、iタウンページ(デジタル電話帳)とダッシュボードの登録情報が更新され、更新後の情報が連携対象の各媒体へ自動で配信される仕組みです。

残りの3つの機能では、生成AIを活用してオンライン上の情報を確認します。
2つ目は、オンライン上に掲載されている企業・店舗名や住所、電話番号、営業時間などと、ダッシュボードの登録情報との照合です。異なる情報があればダッシュボード上でチェックでき、オンライン上に誤った情報や古い情報が残っていないかを把握できます。
3つ目の機能として、オンライン上に投稿された自社・自店舗の口コミや評判を生成AIで収集し、ダッシュボード上に表示します。利用者からどのような評価を受けているかを確認することで、課題や改善すべき点の把握につなげられます。
最後となる4つ目は、消費者が生成AIで関連するキーワードを検索した際の回答結果を、生成AIを用いて収集する機能です。自社・自店舗が回答の中で紹介されている割合や、他の企業・店舗との比較結果をダッシュボード上で確認できるほか、比較結果などをもとにした改善提案も確認でき、情報発信や集客に向けた取り組みの改善につなげられます。
生成AI検索で求められる情報管理と提供条件

NTT東日本によると、消費者が企業・店舗を探す手段として、ホームページや検索サービス、Webサイト、SNSに加え、生成AIを活用した検索も増えています。生成AIはオンライン上に公開されている情報をもとに回答を生成するため、企業・店舗の情報を正確かつ最新の状態に保つことが、集客機会や新たな顧客接点の創出において重要になるとしています。
ところが、企業・店舗の情報は複数のWebサイトやSNSなどに掲載されており、媒体ごとに更新や管理が必要です。すべての媒体の情報を常に最新かつ統一された状態に保つのは容易ではなく、更新漏れや不一致が起きると、利用者への誤案内や、生成AIによる検索で正確な情報が反映されにくくなることが懸念されます。
また、生成AIによる検索結果や口コミ・評判も複数の媒体に分散しており、自社がどのように認識・評価されているかを継続的に把握しにくい状況にあります。おまかせネット集客サポートは、情報の配信と、生成AIを活用した確認・比較をひとつのダッシュボードにまとめたサービスです。
料金は初期費用なしで、月額利用料は1事業所あたり2,750円(税込)、最低利用期間は12か月です。期間内に解約した場合は残存期間の月額利用料が請求されます。契約には、NTT東日本ビジネスIDとiタウンページへの登録(いずれも無料)が必要です。複数の事業所を契約した場合は、1つのNTT東日本ビジネスIDから複数事業所のダッシュボードを閲覧・管理できますが、1つの事業所のダッシュボードに複数のビジネスIDを紐づけることはできません。情報の連携先はサービスホームページに掲載されており、今後順次拡大する予定です。
まとめ

いかがだったでしょうか?
NTT東日本の「おまかせネット集客サポート」は、企業・店舗情報の一括配信と、生成AIを活用した掲載情報・口コミ・生成AIの回答結果の確認を行えるサービスです。NTT東日本は、自社に対する評価や改善すべき点を把握しながら集客改善に取り組める環境の提供をめざすとしています。自社の情報を発信するだけでなく、生成AIの回答で自社がどのように紹介されているかを確かめることも、集客の取り組みの一つになっていきそうです。